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ハーケンとボルト

朝、兄姉の墓参りに付き合った足で、女房と週末恒例の買い物ツアーに行き昼過ぎに帰って来た。買い物ツアーは何十年と続いているが、未だに女房の動きが読めずはぐれてしまう、あまり動き回ると余計はぐれるので、なるべく動かないようにするが、カーゴが一緒なのでスペースを探すのに苦労する。

烏帽子岩に『ウィング 5.10c』というハングを越えて行くルートがある。パワーとバランスを要する、烏帽子ではチョッピリ辛目でお勧めのルートでハングの上に立ち上がるまでのパワーと立つ時のバランスが結構難しくて恐い。
開拓当初のプロテクションはハング下の削岩機跡の穴周辺にハーケンが一枚とハングの上に最初のボルトそして終了点まで2個のボルトが設置されていたそうです。開拓から何年か後にハーケンが無くなり、ハングの上のボルトから、お助けロープが垂らされたそうで、9年前には既にあった。現在はお助けロープが無くなりハングの上のボルトまでプロテクションは無い、高さは5m程あるので1ピン目にクリップ出来ずに落ちたら怪我どころでは済まない。対策としてハング下の穴にNPを咬ませるか、右隣の『サピエンス5.10c』の2ピン目から60cmくらいのシュリンゲでプロテクションを取る方法がある。ただ現在烏帽子に通っているクライマーがはたしてNPを持って来るか…又60cmのシュリンゲを使ったとしても落ちれば大きく右に振られながら落ちるので余程上手く落ちなければ無傷では済まないだろう。
では何故こうなったのか…、昨年9月24日に行なわれた烏帽子・駒形岩のリボルト時にハンガー直付けのお助けロープは危険ということで撤去した(厚さ3mmのハンガーにロープを通して衝撃加重がかかればいつ切れても不思議では無い)。そしてお助けロープの換わりにボルトを新たに打つか、1ピン目のボルト位置を下げるか、それとも何も無い状態にするのか喧々諤々の話し合いをした、そして当面は何も無い状態にして多くのクライマーの意見を聞こうと言う事になり現在も続いている、ただし取り付き付近の木に注意書きを掲示してある。

私の意見はハーケンの有った辺りにボルトを設置する事です、理由は第一に25年以上前に開拓されたルートで当時はハーケンもボルトと同じ意味合いで設置した、第二に危険だからです、特に小柄なクライマーでは1ピン目へのクリップは相当厳しいです。この2点でハング下へのボルト設置を強く要求しましたが却下されました。
却下の理由にハーケンとボルトは違うという事でした。この点について私は今も納得出来ないでいます、ただ全てのルートでのハーケンとボルトは同じと言っているのではありません、上手く説明できませんが、『ウィング』はクラックルートでは無いのです、25年前の開拓状況がどうだったのか知りませんが、今の様に充電式ハンマードリルなど無かった状況でボルトを設置するのは大変だったと思います、もし岩にリスが走っていれば核心部以外では多分ハーケンを使ったのではないかと思われます。
お助けロープ撤去以降私の耳に入ってくるのは、なんて酷い事をしたのかこれでは恐くて登れないと言う意見ばかりでこれで良いと言う意見は聞いた事がありません。現在では『ウィング 5.10c』に取り付くクライマーが殆どいない状況になっています、このまま衰退させてしまうには勿体ないと思うのは、私一人だけでしょうか…。

2007.03.24 | Comments(7) | Trackback(0) | 未分類

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プロフィール

マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
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