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母の怒り

今、開高 健氏著作の[ALL WAYS]上を読んでいる、かなり分厚い単行本で最初は読めきれるかなぁ…と思いながらも読み進むうちに、なるほど…そやそやなどと感心したり相槌を打ったりしながら読んでいる。
開高氏は無類の酒と釣好き(主に河)です。
今日読んだところに無理やりクライミングと結びつけるとなるほどその通りやと感じた箇所がありましたので抜粋して紹介します。
アラスカで産卵の為に河に上がってくるキング・サーモンを釣るときの様子を書いています、
題は「母の怒り」です。

…鉤にかかったときのこの魚の闘争ぶりはあっぱれの一言に尽きる。
一度これを味わうと麻薬をうたれたみたいになる。逸走。突進。川底へすわりこむ。ボートめがけてとびこむ。ときどき全身をぬいてジャンプする。釣師は一瞬ごとの局面の急変にあわせて、ありとあらゆる技術を駆使しなければならない。…中略…そして、オスよりもメスのほうが、はるかにしぶとく、はるかに精悍にたたかう。オスはあきらめが早いが、メスは屈服することを知らない。最後の最後の一瞬までたたかいつづけ、抵抗しつづける。
これに勝つ方法はたった一つである。休ませるな、の一語である。
ちょっとでも休ませると体力を回復してふたたび走りはじめる。
しかし、プレッシャーは不可欠だが、かけすぎると、糸が切れるか、竿が折れるからだから、そこを微妙に調整しなければならない。
ここがむつかしい。
しかし、これは。
サケ釣りだけの話だろうかネ?………

これを読んで直ぐに岩場での様子が目に浮かびました。
メス!あっ!失礼m(_ _)m女性クライマーがルートに取り付いている姿です。くり返しくり返しムーブを起こす、疲れたらボルトにセルフビレイを取って少し休憩しては又くり返しくり返しムーブを起こしていらっしゃる。雄叫びもオス(男性)の比ではなく、凄まじいものがあります。これを録音して違う場所でクライマー以外の人に聞かせれば、いったいなにをしているのかと勘繰られかねません。
あっ!けっして女性をバカにしているのではありません、常々私の登りは淡白、あっさりしているとよく言われるので、どうすれば粘り強く登れるのかなぁ~と思ったしだいです、はいっ!

2007.05.09 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

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プロフィール

マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
収入:少々

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