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堡塁岩

昨日の堡塁岩は全てのルートにクライマーが取り付いているという状態でした。
昨日のブログにも書きましたが堡塁岩は日本最古の岩場の一つであります、古い分だけ終了点や中間支点はハーケンやリングボルト、手製のハンガーを建築用オールアンカー等で施工した物が殆どです、中には少しはマシなPETZLのP12(ケービング用アンカーでクライミング用では無い)も多く打たれています。しかし何れもクライミング強度を満たしている物はありません。
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東稜の頭に設置されているボルト

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中央稜凹角のビレイ点

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中央稜右壁のビレイ点

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中央稜左壁「役者5.11a」の終了点

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中央稜左壁「コズミック」の終了点

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中央稜右壁「サルカニフェース」のビレイ点

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中央稜右壁にある懸垂支点
上記の写真を見てどうのように感じられましたか…
昨日も多くのパーティーがこのプロテクションのみで懸垂下降やトップロープをされていました。お気付きの方もおられると思いますが、殆どのビレイ点や終了点の直ぐ近くにクラックが走っています、このクラックにキャメロットなどのNPが良く決まります、私は昨日「スカイフレーク」から「コズミック」を登りパートナーをフォローしました、そのときにはキャメロットの#2と#3でビレイ点を構築し既存のボルトでバックアップを取る様にしました、何故か既存のボルト類は信用出来ないからです。
昨日他のパーティーの様子をじっくり見ましたが既存のボルトのみを使用してNPや立ち木でバックアップを取らないパーティーが殆どでした。
KINetで予定しているリボルトは、こう言う方達の安全を確保する為に行なうのでは無いと私は考えています、現在クライミング用支点として最も信頼のおけるケミカルアンカーを設置することにより無秩序にボルトを打つことを防ぎ岩場を破壊から守る為です。

堡塁岩は全てのルートがトップアウトして終了できます、又立ち木も多くあるので、わざわざボルトを設置する必要は無いのではとお考えの方もおられるでしょう、しかし立ち木は永年ビレイ点として使われた事により相当痛んでいます、これは樹医の診断から明らかになっています。

P1000514m.jpg
中央稜左壁「サラマン」のビレイ点として使われている檜です。これも相当に痛んでいるそうです。堡塁の岩場の緑を守る為にもリボルトは必要だと思うのですが…

2007.08.06 | Comments(2) | Trackback(0) | 未分類

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プロフィール

マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
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