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マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
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今日は朝から雨だったので、買い物ツアーのあと、読みかけの本『航空事故調査官』を読んだ。
4087752003[1]
著者「鳴海 章

あらすじは、1994年(平成6年)に名古屋空港(現・名古屋飛行場)で中華航空140便が着陸進入中に旅客機が乗員による自動操縦装置の誤操作と、自動操縦装置の異常な動作により墜落した航空事故を元に新聞記者の上沢が密室のコクピットで何が行なわれたのかを追求する。

この事故はクリティカル・イレブン・ミニッツ「魔の11分」に起こっている。
クリティカル・イレブン・ミニッツ「魔の11分」とは離陸時の3分間と着陸時の8分間で航空機事故の68%が起こっていることから専門家の間で言われる様になったそうだ。

私も飛行機には数え切れないくらい乗ったが離陸時の急上昇と着陸時の低速で不安定な飛行は心臓がドキドキする、シートベルトの着用サインが消えたらホッとする。

本の中に<自由の限界>というくだりがある。
「ある極限状態において、してはいけないことを実行してしまうような事例というのはありますか?」と記者の上沢が精神科医に聞くと『<自由の限界>ですね』と答える。

<自由の限界>というのは誰にでもあることで、その限界を越えてしまうと、狂気の世界に行ってしまう。正気と狂気の境目に存在するものだが、普段はあまり意識しない。
ある種の極限状態に置かれると、その境目が出現する。

<自由の限界>の向こう側には、タブーがある。たとえば近親相姦であり、殺人だ。
<自由の限界>の向こう側にあるこうしたタブーに触れることは、人間にとっては快いことなのだ。
また自殺も<自由の限界>の向こう側にある。
それから同じくだりで、『…将棋の名人位にある人が二歩を打つことがある』
人間が情動面で緊張状態に置かれると、一つのことに注意力が集中して、周囲の環境変化にまったく気がつかなくなり、肝心の操作を忘れる。
この辺のくだりは興味深く読んだ。

私は経験したことはないが、冬の厳しい壁の中で<自由の限界>の向こう側に踏み込むことはないのだろうかと思った。冬壁のようなところではなくても、整備されたフリーのゲレンデでも極限状態に陥り考えられない行動をすることがあると思う、注意せねば…

この小説に出てくる航空会社はトランス・エイジアン航空となっているが、中華航空のことで、1995年に「チャイナエアライン」と社名を変更している。
チャイナエアラインの事故で記憶に新しいのは2007年8月20日:チャイナエアライン120便(ボーイング737-800、機体記号B-18616)、台北からの定期便が沖縄県の那覇空港に着陸、タキシング後、駐機スポットに停止する寸前で燃料の漏出と右エンジンからの出火が確認され、乗客全員が避難した後に爆発、全焼した。乗員乗客に死者は無かった。
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私は昨年2度チャイナエアラインのA300とB767に乗ったが、特に「魔の11分」は緊張した思いがある。
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