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マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
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「ニッチモ」は2007.11.11に当時『岩と雪の会こぶし』の園田氏と東川氏によって初登された。
昨年に丹波山岳会のmuraさんとあらみちゃんペアーで登ったのが第二登で(確実では無い)今月23日に私とあらみちゃんペアーが第三登になると思われる。

何故この様に登攀者が少ないかと言えば、ルート自体の紹介も一部のホームページやブログで取り上げられているためでもあるが、一番の原因はルートガイドにあると思う。
ルートガイドから抜粋すると
グレードは高くないが、総合的な力が試されるラインだ。決して気軽に取り付けるルートではない。カム&ナッツを多用しボルトを制限した。浅いクラックを利用するため、完璧なカム&ナッツの技術が求められる。ラインは斜上しているので、どこでもフォールが赦されると言う訳ではない。また先のボルトが見えないこともあるから、当然ボルトを辿るようなクライミングはできない。ラインを読んで、岩が導くように登ってもらいたい。と書かれている。その後マルチをされるクライマーの間では難しいとの評判が立っていった。

私も両氏が開拓されている事を知っていたので公開されたら登ろうと思っていたが、いざ公開されたルートガイドを読んで躊躇した。躊躇した原因は、私に総合力があるのか?ラインを読む目があるのか?と言う事に自信が無かったからだ。その後何回となくニッチモの取り付きを通りルートを見上げたが中々登攀意欲が湧かなかった。
そして今月23日24日に我会が雪彦山で合宿をすると言うので、気候も良いこの機会を逃せばもう登る機会は無いと思い、あらみちゃんにお伺いを立てたら快諾してくれた。登攀の前週の16日に名張第一岩壁で偶然東川氏にお会いし「ニッチモ」「サッチモ」の資料を送ってもらった。資料に何遍も目を通すうちに登れるとの思いが湧き上がって来たが当日の朝は緊張のためか早く目が覚めた。

2010.10.23雪彦山 001
賀野神社から東屋の途中で撮影。
三角形の一番高いのが大天井岳、その右に突き出ているのが不行岳、不行岳の右下が三峰、一番右の岩峰が地蔵岳である。三峰の右下に三本の白い立て筋が前傾壁だ。

2010.10.23雪彦山 006
「ニッチモ」取り付きの目印のケルン。前傾壁の右端にある。

H221023_雪彦地蔵 004[2]
「ニッチモ」1Pの3ピン目辺りの私。写真提供はアンパンマンさん。
写真では前傾しているように見えないが110度程の傾斜がある。
25mで確かボルトは6本だったと思う。
出だしの傾斜はかなりのものだが2ピン目までのボルト間隔も近いし適当にガバがあるので左程難しいくはない。2ピン目から3ピン目はかなり遠いが間に岩溝でカムやナッツが決められる。
ただ雪彦山全体に言えることだが風化が進んでいるので脆い。又岩の形状としてパイ生地を重ねたようなところが多い、指の掛りは非常に良いが何時剥がれるのかと不安になることがある。

2010.10.23雪彦山 010
「ニッチモ」1P終了のビレイ点。FIXEのリング付ハンガー(ステンレス製)をHILTIの68mmグージョンで施工されている。日本のマルチには付き物のリングボルトなどとは違い安心感は絶大である。
ただし100%安全ではない。(中間ボルトもFIXEのステンレスハンガーをHILTIの68mmグージョンが使われている)

2010.10.23雪彦山 013
1Pをフォローするあらみちゃん。

2010.10.23雪彦山 017
2Pをリードするあらみちゃん。
ここは5.6だがプロテクションはNPのみ。
2P終了の手前に土の詰まった個所があり小さな浮石が多くあり落とさないよう細心の注意が必要だ。


2010.10.23雪彦山 019
3Pは5.10cで私がリードした。
白いハング右側のスラブを登りカンテの豊富なホールドを登っていたら左にホールドの乏しい幅3mほどのスラブが現れた。
そして次のボルトはそのスラブの中間辺りに打たれていた。
ん…?なんやこのボルト位置はと思ったが、これはきっと開拓者の遊び心だと思った。
ホールドはボルトの少し下を横に走っている岩溝だが右側は浅く左に行くに従って深くなっいている。
ここをハンドトラバースして越したら又快適な登りがありビレイ点に、このピッチは40mあって高度感満点の登りが満喫出来る。

荷を背負ったあらみちゃんがここをテンションせずに登れるのかなぁ~と思ってビレイしていたら急にロープが伸びテンションがかかった。
あらみちゃん曰く『なに~あそこ、そのままカンテを登ったら楽やのに~」と


2010.10.23雪彦山 018
3Pビレイ点から写した、地蔵岳東稜ノーマルルートのクライマー。

2010.10.23雪彦山 020
最終4Pは5.10aであらみちゃんがリード。
ここは見るからに脆そうで特に右に寄り過ぎないように注意が必要。
立木で終了しピークまでコンテで行く。
不行岳とのコルに懸垂下降し昼飯を食べた。
所用時間は約3時間だった。

登り終えた感想ですが、充分な達成感が味わえました。ルートガイドにあるように総合力とカム&ナッツ技術が試されるルートだし各ピッチでそれなりのムーブも要求されます。もっともっと登られてもよいルートだと思います。

2010.10.23雪彦山 023
三峰ピークの稜線から見た地蔵岳
2010.10.23雪彦山 024
同じく三峰ピークの稜線から見た不行岳南東壁。

明日は「サッチモ」です。
コメント

マルチピッチはルートファインディング、登坂技術など総合力が必要ですよね~。
ふゅきゃは、やったことが無いので、出来る人と一緒に行かないと危ないな~。

ふゅきゃ君≫
今各地のマルチルートがフリー化されつつある。
それに伴ってプロテクションも信頼性の高い物に交換されている。
此の事について色々な意見があるのも事実なんやけど、私は歓迎している。
是非マルチピッチのフリールートを登って絶対虜になると思うで。
雪彦山は手頃で多くのマルチフリールートがあります。案内は何時でもしますので是非機会を見つけて登りに来て下さい。

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