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マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
収入:少々


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暇潰しに読んでいたROCK & SNOW#067の記事に恥ずかしい思いをするとともに反省しなければとの思いにもなりましたので紹介します。

本当なら全文を転載すればよいのだが、最後のページに《無断転載禁止》とあるので要点のみ紹介します。

74~75ページの『プロがすすめるスタンダード技術』の最終回で『FCIメンバーが提案するクライミングにおけるモラルの考え方』です。

記述者は南裏健康、矢崎慎一、杉野保の三名

『クライミングの精神と大衆化の問題について』南裏健康氏
いちばん大事な肝心要のところを話さないのが日本人の特徴です。話すときは腹を割って話す。
酒の席でも設けないかぎり、本音を言いません。
そのように、今回は、話題にするには少々勇気の要る、しかしクライミングの根底に関わる大変に大事なことを書きたいと思います。
クライミング人口が増えたせいか、岩場で目を覆いたくなるようなことに最近よく出くわします。
ボルトエリアでの*ドライフィッシング。大勢でボルダーに群がり大声を出す。
自分でムーブを考えるのではなく、岩場でYuoTubeの検索。ハングドッグすることが前提となっているリードトライ(「何便目?」という変な用語とともに)など。
悪意があって、あるいは過去を冒涜するためにではなく、これくらいは許されるのではないかと安易な行動が目につきます。
先駆者たちが、クライミングをする自由をいかにして獲得してきたか。その自由とは危険を冒しても余暇を楽しんでもいいという自由です。

クライミング、特にリードとは、抜き差しならぬ状況に敢えて自ら挑み、未知のホールドを発見しムーブを組み立て前進し、中間支点を構築、勇気を充填させ、そこから次のセクションへ。
最後に無事帰還、あるいは討ち死に(?)する。
もちろんこれは、高度なビレイ技術と信頼できる人間性のパートナーがいてのことです。

以下略

*ドライフィッシング
通常のスティッククリップ(1本目のボルトに長い棒などを使ってロープをクリップすること。それが前提のルートでは、行わないと危険な場合もある。)を逸脱し、長い棒を携えてルートに取り付き、行き詰まったらそれを使って次のボルトにクリップ、それを繰り返しながら登っていく行為。語源は、あるクライマーが親子でクライミング中、登りながら竿を振り回す人を指さして「あれ何やってるの?」と聞いてくる息子に、それが同じクライミングだと恥ずかしくて言えず、苦し紛れに「あれはドライフィッシングだ!」と答えたことから。


『本当に大事なこと』矢崎慎一氏
クライマー人口が増えることによって、日本の限られた岩資源のなかでは、特に人気エリアの人口密度が高くなり、他者との関係について気を使わなければならないことが多くなります。それは荷物を置くスペースや休憩場所、順番待ちなど、周りとのコミュニケーションをうまくとるということです。

また集団になることによるバカ騒ぎや音楽、トライ中に発声する大声、過度に聞こえるガンバコールなども、最近かなり気になるようになってきました。自分たちはよくても、不快に感じる人がいるということを知っておくべきでしょう。特に最近は、DVDの影響か、ボルダーでもルートでも、何事かと思うほどの声を張り上げて登る人が目に付きます。一般登山者や観光客が聞いたら事故と勘違いするほどです。
このようなことと同様に、過度なチョークのマーキングも大変気になります。そこまで必要かというくらい岩に線が引かれ、トラッドのルートでさえも、プロテクションやジャミングのポイントにマーキングされているのを目にするようになりました。過度なグレードのレッドポイントを追求することが、そうさせているのでしょう。

以下略


『フリーの所以』杉野保氏
フリークライミングの「フリー」は、何をやっても自由という意味では当然ありません。
フリーのフリーたる、道具を使わない、道具に頼らない、惑わされない、振り回されない、つまり、道具から解放された行為であるべきなのです。フリークライマーを自称する者であれば知っていて当然の事柄です。
しかし、実際にはどうでしょうか。たとえ必要があってもそれを使わずに先人が初登したのであれば、それを使うことに後ろめたさを感じるくらい、道具の投入にはもっとこだわりをもってもいいのではないかと思うのです。
別に誰に迷惑をかけるわけでもないからと、エイドですら反則と呼ばれる長い棒を使って、とりあえず「ヌンがけ」して、一挙手一投足をエイドでチェックして、わからなければ共有動画をチェックして、他人の集中を乱すことなどお構いなしの大声を張り上げて。
自己の最高グレードを更新するためには、なりふりかまっていられないこともわかります。しかし、そうやって登って自分のチェックリストは塗りつぶせても、なにか釈然としない違和感や空しさを抱いている人は、実は多いのではないでしょうか。
クライミングにおける進歩とは、グレードを上げることではありません。対峙したそのルートを、いかに自分が納得した形で足下にしたか、私たちはその過程を洗練させることに意義があると考えています。


自戒の思いを込めて紹介させていただきました。
時代が変われば状況も変わるで良いのでしょうか?

始めに無断転載禁止云々と書きましたが、完璧な無断転載になりました。
不都合があるようでしたら即削除します。

FCI
日本山岳協会フリークライミング・インストラクター委員会

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