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マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
現住所:神戸市内
家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
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今日はスポートルートのボルトの数と設置されている位置について私が個人的に感じたことを書きます。


リボルトに携わるようになりあちこちの岩場に行き多くのルートを見たり実際に登ったりしてきました。

その中で最近行った日向神の《愛のエリア》の「愛は勝つ 5.10b」にFIXを張るためにMOSトライをしました。

ルートの長さは15m~20m程でボルト数は5本。

出だしから2ピン目まではスラブで右にクラックらしきものが伸びている。

取り付きから3m程に1ピン目そこから3m程に2ピン目が設置されていた。

ビレイヤのボッチ君が登る前に『2ピンにクリップするまで落ちないで下さいね』と言った。

登り始めてその意味が理解出来た。スラブは嫌いではないのだが5.10bと言うグレイドにしてはホールドやスタンスが尋常ではなく厭らしい。

スタンスになるのはスラブ壁をスプーンで抉ったような見るからに頼り無い浅い穴、そこを睨み付けて爪先を確り押し付けて心の中で『絶対滑らん!』と言い聞かせジワ~ッと体重を乗せ身体を三点支持で安定させて始めてクリップ出来る。

このムーヴを1ピン目と2ピン目でやり2ピン目にクリップした時に知らずうちに安堵の溜め息が出た。

3ピンにクリップして4ピンまでの間に小さなハングがある。

3ピンと4ピンを繋ぐラインの右を行くか左を行くか迷ったが右を行くことにした。

ハングの縁に立って次のホールドを探ったが保持出来そうにない。

バランスも悪く何とか持ち堪えながら回りを見たら左にガバらしきものがあった。

しかしどうあのガバを掴むか?3ピンは足の下にある。

全くチョークの付いていない超浅い大穴の縁を押さえ付け体重移動し何とかガバを掴んだ。

終了点にクリップし安堵すると共に顔が緩み登れて良かったと心の底から思えた。

そしてここから始まる「SHINBA 5.12b/c」のトポに書かれているルート説明が理解出来た。

改めてクライミングはグレイドでは無い!を実感すると共に、もしこのルートの1~2ピン間にあと1本でもボルトが打たれていたらこれ程までの充実感は味わえ無かったと思っています。


フリークライミングは自分の手と足だけで道具を使わずに登りきって初めて登った事になるのですが、

10~30mの高さを自分の限界ギリギリを登るのですから何も無しで落ちれば大怪我や時に命を失う事になります。

そこで落ちた時に自分自身を守るため打たれたボルトにヌンチャクを掛けロープを通し行くわけですが、このボルトの数と打たれた位置によってそのルートの性格が変わると言っても過言ではないと思います。

私の個人的経験で余程理不尽では無い限りボルト数の少ないルートに素晴らしいものが多いと感じています。

そしてボルト数と間隔や位置は開拓者のセンスが感じられリボルトする上での楽しみや遣り甲斐を感じています。

後10年職人としてリボルトに励めと言われていますが、後10年も生きているかどうかは分かりませんが素晴らしいルートに出会えることを楽しみに頑張ろうと思っています。


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