この三連休は『北壁ツアー』をしようと、あらみちゃんと土曜日早朝神戸を出発。
山陽道笠岡ICで降り一路北へ向かう。
目指す岩場は大きいが雨に弱いので週初めの雨の影響が残っているのではと思いつつ向かったが

案の定壁はベチョベチョ。
宿題のルートはコルネから盛大に滴が落ちていた。
ならば北壁ちゃうけど通り道の権現が登れればと芋原から入っていった。
この林道はしばらく車が走った形跡がないと思わせるほど落ち葉が積もっていた。
車を走らせながら何か障害物がなければええけどと思っていたら

倒木が道を塞いでいた。
持ち合わせの鋸で軽四が通れる範囲で処理をした。

さて権現は

あっちゃー!盛大にベチョベチョ。
ならば最終日の予定の磐窟渓へ向かった。途中備中地域局に寄り倒木の処理をお願いしておきました。
さて磐窟渓はと空身で偵察。

登りたいルートのある内壁はベチョベチョ。
多くのクライマーが素晴らしいルートと褒め称える前壁の「野風憎 5.12a/b」だけ濡れてなかった。
しゃーないから私がMOSトライを、が、1ピン上からホールドは選り取り見取り的にあるが、どれも癖ある奴ばかりで1ピン目でテンショ~ン!『なんじゃ!こいつ!』『まともな足がないやんけ』『このシューズあかん!』と悪態をつきながらも4ピンまで到達。
4ピンから5ピン間は3mほどのランナウトで右上するクラックを使って左上の5ピンを目指すのだが、シューズがきつ過ぎて足ジャム出来ない。で、敗退しあらみちゃんと交代。

あらみちゃんも4ピン目から突っ込めず敗退。
シューズを履き替えて私の2便目、4ピンまでなんと!ノーテンで到達。
クラックを使って高度を上げ、なんとか5ピンにプリセットした、そしてロープをクリップしようとしたところ右足がクラッから抜け体勢が斜めのままフォールした。体勢を立て直す間もなく2ピン近くまで落下、止まる衝撃で鼻を壁に強打した。グッシャ!とういう音がした。
すぐに下まで降ろしてもらいしばらく様子見をした。幸い頭を打っておらず鼻血が出た程度でだった。
この時ほど鼻が高くて良かったと思った。←?
昼飯を食って少し休憩してあらみちゃんの2便目、4ピンから5ピンはお助けグッズを使って6ピンまで到達しが、『これ以上進まれへん』で私と交代。
3便目はチョンボ棒で終了点まで行ったが、このルートの核心は6ピン目から終了点までだと感じた。
あらみちゃんはTRで回収を兼ねて登ったが『私はこのルート恐過ぎてもう登りたない』と半ベソになってました。
今回の宿は某料理旅館に
久し振りに美味しい料理とお酒を堪能し速攻で爆睡。
が、散々は朝から始った。
翌22日(日)早朝4時頃下腹部の痛みで目が覚めトイレに、それから7時半頃の朝食までに2度トイレへ
朝食を済ませこの日の予定の原瀧山へ様子を見に行ったが壁全体から盛大に滴が落ちてた。
では長屋坂に行こうかとしたが、私の腹の下腹部の痛みと尋常ではないくらいの便意が出てきた。
備中地域局の消防隊の詰め所で身体の状態を説明し病院を紹介してもらい向かった。
医師に状態を説明すると、『食中りか風邪の菌がお腹に入ったかな?水分は取ってますか?』と聞くので『いやお腹に何か入れると直ぐ便意を催すのであまり取ってない』というと『点滴しましょか』で点滴をした。

約1時間の間に2度トイレに行ったが下腹部の痛みはなくなり少し楽になった。
あと吐き気抑えと下痢止めの薬をもらって病院を後にした。どこに行こうかと思案し旅館で寝るのも嫌なんでアプローチの近い長屋坂でのんびりした。
その夜の晩飯

あらみちゃんは、刺身、白身魚の煮付、カツとじ、そして生ビール。
私はおかゆさん。
この時点でも下痢は続いていて30分~1時間間隔でトイレ通いをしていた。
そして夜も1時間~1時間半間隔でトイレ通いを、もらった下痢止めの薬が全く効かない。
今朝は食事をせずに帰ることにしたが、途中2度トイレに飛び込んだ。
今もトイレに通いながらブログを書いている。
一応明日は仕事に行こうと思っているが、電車の40分程が我慢できるのか?オシメ穿いて出勤しようかなぁ~。
原因だが土曜日昼飯に食ったコンビニで買ったサーモンの鮨が怪しい。
旅館で食った晩飯は私以外にもあらみちゃんを含め多くの方が同じものを食べているので除外。
それから鼻の怪我ですが家族誰一人気付かない程度の傷ですのでご心配なきように。
ただ非常に残念なのが以前のようにすきっと鼻筋の通った鼻ではなく押し潰されたような鼻になったことです。
今回は色々ありましたが前向きに考えていこうと思っています。
健康が一番!です。