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マメオ

Author:マメオ
Mr ビーンズことマメオです。
1951年1月3日生 ♂
出生地:高知県内
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家族:女房一人、息子二人、嫁二人、孫四人、その他昆虫、爬虫類等多数
趣味:クライミング、家の掃除など
収入:少々


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NPO法人日本フリークライミング協会より、先日各マスコミ等で報道のあった【天然記念物の岩に金具 文化財保護法違反の疑いで捜査】に対する見解が発表されました。


クライマー各位

2016年6月14日、岐阜県と愛知県にまたがる飛騨木曽川国定公園内にある鬼岩公園で、国の天然記念物に指定されている巨石群「鬼岩」の1つにロッククライミング用の「ハーケン」と呼ばれるくさび2本が打ち込まれているのが見つかった。鬼岩公園のある岐阜県御嵩町は文化財保護法や自然公園保護法違反の疑いもあるとして調べている、との報道がありました。

これらの事実関係につきまして確認できたことをご報告いたします。


・該当となっている人工物(「ハーケン」と報道表記)は、雑誌『岩と雪108号』(1985年発行)、ならびに『岩と雪123号』(1987年発行)に発表されている「鬼岩劇場」1ピッチ目の終了点に存在する。
・「鬼岩劇場」の存在する岩は、鬼岩公園内殆どの岩と同様に天然記念物指定となっており、許可無く現状変更を行なってはならない、とされる。
・従来既設の終了点は、リングボルト、RCCボルトで構成されていた。
・当該の終了点が老朽化したために、今回指摘されている“ハーケン”(正確にはハンガーボルト)が3年9ヶ月前にこの地を登るクライマーによって自発的に“リボルト”された。
・行為者は既に、御嵩町役場、ならびに所轄警察署に対し自ら名乗り出ており、任意聴取に対応中。

つまり、1980年代に開拓されたルート(「鬼岩劇場」1P)の既設終了点のボルトを2012年にリボルトした。そのボルトが3年9ヶ月経った現時点で御嵩町によって認識されるに至り、上記法令等に抵触する可能性を問われています。

今回の問題は、当該地が「天然記念物指定地」であるにも関わらず自然岩の毀損が行なわれたところにあります。

近年におけるNPO法人日本フリークライミング協会(JFA)で行なっているリボルト事業につきましては、地権者やアクセス状況などをできるだけ精査したうえで行なっておりますが、そこが不十分ですと今回の様に善意から発した行為であっても社会規範に反する結果を招いてしまう可能性があることを十分ご留意ください。

つきましては、クライマー諸氏には、リボルトのみならず、通常のクライミングを行なう際でも、特に歴史のあるエリアにおいては、さまざまな観点からの「確認」をお願いいたします。

一般に発売されている岩場ガイドブック(トポ)に掲載されているエリアであっても、地権者の承諾が取られていなかったり、アクセス状況がクリアになっていないエリアが多数存在します(開拓時に許可されていた岩場でも地権者の変更や岩場利用者の増加、マナー低下などで状況が変わっている場合もあります)。

以上の情報をクライマー同士で共有し、つねに自然保護や文化財保護の観点、地権者の状況や周辺住民のお気持ち等、「この岩は登っても大丈夫なのか?」ということを意識してクライミングを行なうよう、お願いいたします。

もし、地権者の調査やアクセス状況の確認方法がわからない場合は、JFAまでご相談ください。また、新しい情報がある場合もJFAまでご一報ください。

また、JFAとしましても、今後、各クライミングエリアの地権者やアクセス状況の調査を行なっていく予定です。しかし、大きなエリアは複数の地権者が存在するなど、その調査には時間と費用、そして各エリアでクライミングを行なっているすべてのクライマーの協力が必要です。これまで以上のクライマーの皆様のご理解とご支援を心よりお願いいたします。

NPO法人
日本フリークライミング協会(JFA)

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