いなかもの2008-02-19 Tue 21:01
今、宮本輝氏のエッセイ『血の騒ぎを聴け』を読んでいる。
![]() その中に「嫌いなもの」それは『いなかもの』である。というくだりがある、全文紹介します。 嫌いなもの それは「いなかもの」である。 いなかものというと、地方に住んでいる人の蔑称と誤解する連中がいるが、そうではない。 「いなかもの」とは、いかなる人間か。ざっと思いつくままに箇条書きしてみる。とりわけ若い 方たちは、その意味について考えていただきたいと思う。 1、玄関を少しあけただけなのに、台所まで踏み込んで来る輩(やから)。一歩譲れば三歩押し入って来る輩と言い替えてもいい。 1、非はいつも相手にあるというふうに考えてしまう輩。 1、恩を仇(あだ)で返す輩。 1、人の幸運や幸福を妬んで、やっかむ輩。 1、何かにつけて「俺がしてやった」、「俺のお陰だ」と言う輩。 1、坐る場所でないところで坐る輩。 1、自分より弱い相手をいじめる輩。 1、お葬式に体操服のような服装で参列する輩。 1、相手が求めてもいないのに贈り物をして、それに対する感謝の意が少ないと怒る輩。 1、反対に自分にとってはありがたくないものを贈られて、相手を罵倒(ばとう)する輩。 1、自分と肌の合わない人に冷たくする輩。 1、人は失敗を犯すものだということを知らない輩。 1、人生の大事を感情で対処する輩。 1、ケチ。 まだまだあるだろうが、つまるところ、デリカシーがなく、姑息で勇気がなく、人を許さないくせに自慢や自己弁護ばかりするやつのことである。 私にえらそうに説教する資格はないが、若者たちよ、どうかこんな人間にだけはならないでくれよな。 1999.4 このところを読んで私にも当てはまるところの多いのに愕然としたがこの歳になってはなおそうにもなおらないと思うと恥ずかしさでいっぱいになった。人は謙虚でなければと思うのです。 人の性格はその人の顔に現われると言う顔の相は40歳までに決まると言われているる。温和な顔、傲慢な顔、姑息な顔、意地悪な顔、慈愛溢れる顔、猜疑心の強い顔、惚けーっとした顔(これは俺か!?)果たして私の顔は他人様からみればどんな相をしているのか… しかし今の日本には老若男女を問わず傲慢な顔の人が多い。私も傲慢な顔をしているのか… |
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