DATE:
2007/03/25(日) 22:17
CATEGORY:
未分類
昨日の話の中で「お助けロープ」の事が出たので、今日は不動岩での「お助けロープ」その後を書こうと思います。
昨年3月に行なわれたリボルトで「ペガサス 5.11a」「タイコ 5.11c」「ワンマンショー 5.11d」にかかっていた、お助けロープを「ワンマンショー 5.11d」を除いて撤去しました。では何故「ワンマンショー 5.11d」だけ、お助けロープを残したのか(正確には「お助けチェーン」ですが)、それは他の2つのルートと比べランナウトが半端ではなかったからです。全てのルートのお助けロープを撤去する事には正面壁に通っているクライマーからの理解が得られないと判断したからです。
あれから1年が経ちました、現在も多くのクライマーが各ルートに取り付いています、ただ「ペガサス 5.11a」に関しては取り付くクライマーが極端に減っています、理由は5.10台をそろそろ卒業して5.11台に取り付こうとするには、核心部での半端でないランナウトは恐ろしくて敬遠していると思われます。
今の私の考えは、リボルト時とは可也違ってきています、当初は「ワンマンショー 5.11d」のお助けは必要で他の2ルートは要らないと思っていましたが、今は「ペガサス 5.11a」には必要で「タイコ 5.11c」「ワンマンショー 5.11d」にお助けは要らないと思っています。
3ルート共核心部がランナウトしています。そして3ルート共ガバを取ってクリップ出来る様になっていますが、「ペガサス 5.11a」のガバが一番小さいのです、ルート設定当初には大きなガバが有ったそうなんですが剥離して現在の小さいガバになっています。それと「ペガサス 5.11a」のお助けがかかっていた下辺りにボルトを設置しようとしたらしいのですが岩が脆くて出来なかったそうです。(ケミカルアンカーなら問題ないのですが)
P.S
ペガサスの核心部上部でフォールすると下の小さなテラスに激突する恐れがあります、過去に何人もの方が程度の差はあるものの怪我をしています。タイコ、ワンマンショーに関しては5.11c、5.11dと言うグレイドから考えてお助けは要らないと思います、それに上部からフォールしても怪我をすることはないと思います、ただ落ちる距離が長いので恐いとは思いますが…
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お助けロープ
烏帽子のウイングも言われるとうり登る人は少ないです。でも今は登る人が少なくても良いルートというのはやがて残り、悪いルートというのは淘汰されて消えてしまうと思います。
ボルトを打つのは簡単ですが、一度打ってしまえばなかなか元には戻せません。私はそれよりもお助けロープで良いのではと今は思います。
ん???
ど~も、不動の「サピエンス」ではなく「ペガサス」でしょう…
当初有った大ガバが剥離して今の大き目のカチになっています。他の「タイコ」「ワンマンショー」のガバと比べればグレイドは低いのにホールドは小さいと変なことになってます。
より良い方法を考えましょう。
コメント有難う御座いましたm(_ _)m
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